日本の多国籍企業、株式会社阪急阪神エクスプレスは、業界を先導する物流実行プラットフォーム「CargoWise」を同社の物流ネットワーク全体に展開する契約をWiseTech Globalと締結した。

業界大手の物流サービスプロバイダーである(株)阪急阪神エクスプレスは、航空および海上貨物の統合輸送を管理し、通関、保管、管理、さらには物流コンサルタントに至るまで包括的なサプライチェーン・マネジメントを提供している。

CargoWiseは25カ国に渡って世界的に展開され、2,000以上の物流専門企業により使用される予定である。実装は今年開始され、2024年までに完了する予定である。

阪急阪神エクスプレス社の代表取締役社長である谷村和宏氏は次のように述べている。「当社のグローバルネットワーク全体にCargoWiseを導入することで、1つの統合されたシステムへの移行が実現する。CargoWiseで社員の能力が強化され、生産性が向上するであろう。そしてさらに重要なことに、我が社は顧客をより一層卓越した付加価値の付いたサービスでサポートできるようになる」

「CargoWiseの単一データベース、ワンファイルシステムはその柔軟性と使いやすさにおいて比類のないものであり、阪急阪神エクスプレスの業務全体に渡り可視性を提供し、今後数年間の我が社の成長を支えてくれるであろう」。

CargoWiseは全輸送モード、通関、CRMなど同社の貨物輸送業務全体で使用され、地理的な要件に合わせたモジュールの使い方が適用される。

「阪急阪神エクスプレス社をCargoWiseのグローバルファミリーに喜んでお迎えする。日本は世界の貿易経済大国のひとつであり、今回の契約締結は当社の同地域への取り組みの証である。CargoWiseの豊富な機能性が阪急阪神エクスプレスの率先したデジタル化をサポートし、生産性を向上させ、同社の次の成長段階における推進力となることを非常に嬉しく思う」とWiseTech Globalの代表取締役兼創始者であるリチャード・ホワイト氏は述べている。

160ヵ国以上でライセンス付与されているCargoWiseで、物流サービスプロバイダーは、貨物輸送、通関、倉庫業務、発送、貨物追跡、陸上輸送、eコマース、国境を越えたコンプライアンスといった領域で、非常に複雑な取引を実行することが可能となり、複数のユーザー、機能、国、言語、通貨に対応する単一データベースで業務を管理することができる。

株式会社 阪急阪神エクスプレス社について

グローバルに展開する高品質なサービスとともに、お客様に最適なロジスティクスをプロデュースします。

急速な経済のグローバル化や新興国の台頭によって、今までにない大きな変化や多様化への対応が求められています。当社は、国際物流のパイオニアとして半世紀以上にわたる海外事業展開により培ってきた実績とノウハウを活かしながら、これまで以上にグローバルな戦略を策定・ 実行し、さまざまな事業に取り組んでいます。

各サービスのさらなる品質の維持・向上に努め、お客様の良きビジネスパートナーとして、 ワンストップでご提供できる高品質なカスタムメイドのロジスティクスをプロデュースし、お客様にとって最適なサプライチェーン・マネジメントをサポートします。

詳細についてはhttps://www.hh-express.com/jp/en/company/をご覧ください。

 

メディア連絡先:

株式会社 阪急阪神エクスプレス: 情報戦略推進部 | +81-3-6703-8711

WiseTech Global: Marijana Okanovic | +61 2 8001 2200 | marijana.okanovic@wisetechglobal.com

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