小売業者によるオンラインビジネスへの移行が増え、eコマースの重要性がかつてないほど高まる傾向にあるため、中継倉庫ではこれまで以上に多くの貨物が処理されています。

倉庫を通過する貨物が非常に増えているため、プロセスの自動化や制御を怠った場合、貨物の置き違えや出荷の遅れ、そして顧客不満を招くことになります。

CargoWiseの中継倉庫はバーコードを使用した倉庫ソリューションで、中継施設を通過する貨物の動きをリアルタイムで可視化し制御することを求める企業に理想的なソリューションです。月10箱であろうが週1万箱であろうが取扱量を問わず、CargoWiseの中継倉庫ソリューションが貨物の流れを円滑にする3つの方法をご紹介します。

グローバルに固有のパッケージIDで完全な可視性を維持します

中継施設を通過するパッケージを常に追跡することは容易ではありません。複数の倉庫を管理していたりバーコードの付いているアイテムと付いていないアイテムが混在している場合などは特に困難です。

中継倉庫モジュールでは、各パッケージのラベルにグローバルに固有のIDを使用したバーコードが付いてます。パッケージがスキャンされるとそのバーコードが記録され、処理時間が短縮されます。または、通知なしパッケージの場合はその場でバーコードが生成されます。これによりデジタルログが生成され、各パッケージとそのタッチポイントが完全に可視化されるため、特に紛れ込んだり紛失したパッケージを追跡するのに役立ちます。また、他の例外が発生した場合に、どこから探し始めればよいかがわかりやすくなります。

エラーを排除しパッケージの動きを効率的に追跡します

取扱うパッケージの量が増えれば、置き間違いや紛失、または間違ったアイテムを出荷するリスクも高まります。その結果コストのかかる遅延、さらに悪いことには顧客の不満足につながる可能性があります。

中継倉庫モジュールを使用すれば、バーコードの付いたパッケージの荷卸しと倉庫内での移動が速やかかつ簡単に行われるため、エラーが発生する可能性はゼロに近いと言えます。オペレーターがモバイルデバイスを使用してパッケージのバーコードをスキャンするだけで、正しいアイテムが確実にピッキングされ、正しいロケーションに移動されます。

次の輸送区間へのパッケージの発送準備が整うと、システムは当該パッケージが正確にピッキングされスキャンされたあと、適切な搬出トラックに積み込まれるよう確認します。その際には最終的なセキュリティチェックとして運転手の署名が取り込まれます。

パッケージのクロスドックやピッキング、および積込みや各段階のチェックポイントに関してはルールに基づいたプロセスを柔軟に設定できるため、御社が管理するパッケージの処理が円滑に行われ、可能な限り最短時間で次のプロセスへと進みます。

リソースの使用を最大化し、運用コストを削減します

中継倉庫を通過するパッケージを円滑に処理することは倉庫業務に不可欠ですが、到着予定が確認できない場合、いつどの程度のリソースが必要なのかを計画し、間接費を管理することが難しくなります。

中継倉庫ソリューションはCargoWiseのフォワーディングモジュールに統合されているため、貨物の出荷を通知するプレアラートやASN(事前出荷通知)などの情報をワンタッチで転送することができ、倉庫の作業計画チームにあらゆる入荷貨物について事前に通知することが可能となります。こうした可視性により、倉庫は必要なスタッフと設備を計画し、保管場所を割り当て、バーコードのラベルを準備することができます。

トラックが予告なしに倉庫に到着した場合には、混乱や遅延を回避するために、適切なドックドアに誘導することが重要です。中継倉庫モジュールではステージング・エリアも事前に割り当てることができるため、到着したトラックは正しいドックドアに迅速に誘導され、そこでオペレーターは、トラックから積み降ろされるすべてのアイテムの記録としてトラックのナンバープレートを入力します。


Webベースのアプリ展開、モバイルデバイスを使用したバーコードスキャン、そして柔軟なプロセスと自動化制御を組み合わせたCargoWiseの中継倉庫ソリューションは、商品のリアルタイムの可視性と、バーコード付きパッケージの迅速かつ正確な処理を必要とする倉庫向けに構築されています。

中継施設を通じて、より効率的かつ正確に貨物を入荷して処理・出荷する方法をご確認ください。
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