南カリフォルニアの港湾におけるほぼ史上最悪の貨物船の滞留からイギリスの輸送労働者不足、そしてデルタ変異株の発生による度重なる閉鎖に直面している中国などの主要輸出市場にいたるまで、世界の脆弱なサプライチェーンが極度のプレッシャーに晒されていることは否定できません。 

その上専門家らは、消費財、製造能力および原材料に影響を与える混乱が今年のクリスマスから年末、そして2022年の年始まで続くだろうと予測しています。  

世界中に分散したチームやパートナーと顧客のネットワークをもつ大手物流企業は、異なる地域でつながりのない複数のソフトウェアソリューションに依存してグローバル業務を実行することに慣れているかもしれません。

しかし、今回の大規模な危機により、相互に「やり取り」しないデータベース、増大したサイバーセキュリティリスク、不整合なアップグレードサイクル、社内で管理するのにコストのかかるベンダー関係など、複数のプラットフォームを使用する昔の手段がいかに脆弱であるかが明らかとなりました。

では、成功している物流企業はどのようにテクノロジーを利用して、リスクを低減し、そして競合他社よりもより速く動いているのでしょうか?  

当社は自社の経験と学んだ教訓を活かし、大手物流企業に対し、以下の3つの質問を検討していただきたいと考えています。

質問1: 御社の業務は1つのシステムで合理化されていますか? それとも、互いにやり取りしない、つながりのない複数のソフトウェアシステムに依存していますか?  

異なるソフトウェアシステム間やオペレーター間でのデータの手動入力や転送は時間がかかり、情報を再入力する度にエラーの可能性が高まります。特に言語、法律、地域的な違いがある場合はなおさらです。 

CargoWiseは単一プラットフォームの物流ソリューションです。つまり、すべてのユーザーは、拠点を置く場所に関係なく、同じデータベース上で同じ情報に同時にアクセスすることができます。 

例えば、発注書がオペレーターにより入力されたり、顧客あるいはサードパーティからEDI経由で受信された場合、CargoWiseが適切なユーザーにブッキング依頼を自動通知し、そのユーザーは詳細を確認し、もっとも効率的な出荷方法とスケジュールを決定できます。                    

これにより業務効率化が加速し、データの再入力によるエラーの発生が軽減します。また、バイヤーとサプライヤーに貨物のステータスが絶えず通知されるため、全関係者間での協力が可能になります。 

DHL Global ForwardingのFreight(貨物輸送部門)CEOであるTim Scharwath氏によると、同社が世界中の顧客に対し一貫して高品質のサービスを提供できているのは、リアルタイムでデータにアクセスできるこの単一プラットフォームソリューションだからこそだと言います。 

「透明性は当社の目指すところである」として、Scharwath氏は次のように述べています。

「当社のお客さまからは、貨物をA地点からB地点に輸送できることはもちろん、その輸送に関して透明性があり、詳細な情報を提供することを期待されているが、CargoWiseがその透明性を常に当社に提供してくれる」。

質問2: 御社のオペレーション全体にわたって、リアルタイムのデータを誰でも、どこでも、いつでも利用できますか?  

昨今、貨物輸送は2つのパッケージで構成されています。それは、物理的な商品とそれに伴うデータです。そして、どちらを欠いても配送はできません。 

CargoWiseで業務全体にわたってリアルタイムでデータを共有し、可能な限りの作業を自動化することにより、企業とその顧客はサプライチェーンに沿った貨物の移動を容易にするために必要なアクセスと可視性を手に入れることができます。 

Fracht USAのCEOであるReiner Wiederkehr氏によると、リアルタイムの可視性、詳細な財務レポートの作成、そしてデータ品質の向上により、出荷プロセスがスピードアップし、これまで以上に迅速に戦略的意思決定ができるようになったそうです。 

「いつレポートに目を通しても、重要な決定を下すのに必要な情報がわずか数分で目に見えて分かる」。

また、こうした透明性により、長年にわたる顧客からの信頼が強まった、とWiederkehr氏は語ります。

「中には何十年にもわたって当社が関係を築き上げてきた顧客もいる。CargoWiseのおかげで、当社と顧客との信頼関係はこれまで以上に深まった。なぜなら我われは誠実で透明性を保ち、納期を守るからだ」。

質問 3: 御社は、顧客、パートナー、政府のシステム、サードパーティのシステムと業務を容易に統合できますか?  

複数のグループの人々が全く異なるシステム、ロケーション、言語、通貨で作業する場合、可視性が大幅に低下し、ミスがあるシップメントデータや時間のかかる手作業で、その場対策を立てることになりかねません。 

サプライチェーン業務がどんなに簡単であろうが、複雑であろうが、高度な統合機能により、CargoWise内およびCargoWise全体にわたるシップメントの動きを社内スタッフが把握できます。  

さらにこの可視性を顧客やパートナー、さまざまな地域の政府やサードパーティのシステムにいたるまで、外部のパートナーに簡単に提供することができます。 

AramexのChief Digital Officer(デジタル部門最高責任者)であるMohammed Sleeq氏によれば、CargoWiseの高度な統合機能を通じて実現された環境設定と自動化により、変化するグローバル環境の中で顧客に価値を迅速に提供できるようになりました。 

「当社は導入初日から真に価値のあるソリューションを提供したかった」とSleeq氏は話します。  

「CargoWiseがベストプラクティスを提供すること、そして同プラットフォームはすぐに使用できる『アウトオブボックスソシューション』であり、統合機能が備わっているというシンプルな理由から、導入を決断した。その結果ビジネス上の利益が増大し、それがAramexの貨物コミュニティ全体で実感されるであろう」と同氏は締めくくりました。  

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